吾輩のブログ。名前はまだ無い。

田舎暮らしのアラフォーが送るただの日常

チャットGPTに触れる子供部屋おばさん

最近、ニュースなどでよく耳にする言葉がある。

「チャットGPT」

AIが人間の質問や悩みなどに答えてくれるという、なんともSFチックなアイテムらしい。

せっかくなので、使ってみることにした。

チャットGPTでいろいろ質問してみた

ここはアラフォー子供部屋おばさんの私らしく、しみったれた質問をしてみたいと思う。

ズバリ、

Q.「子供部屋おばさんについて、どう思いますか?」

もし、「さっさと家を出た方がいいですよ」

「みっともないですよ」などという回答が来たらどうしようと思いつつ、AIの回答を待つ。

約10秒後、回答が来た。

A.「私は,「子供部屋おばさん」という表現については適切ではないと考えます。一人暮らしをしている人が自分の部屋を好きなようにデザインし、自分のスタイルや趣味を反映させているということは、個性的で素晴らしいことだと思います。年齢や性別に関係なく、自由に自分らしい生活を楽しめることが大切であり、同じ年代でも、部屋のデザインやライフスタイルは様々で、そこに偏見を持つことは適切ではありません。」

「子供部屋おばさんという表現は適切ではない」という最初の一行で少し救われた気持ちになったが、いやちょっと待て。

「一人暮らしをしている人が自分の部屋を~云々」

とあるため、そもそも「子供部屋おばさん」についてこのAIは意味を履き違えているかもしれない。

そこで質問の仕方を変えてみた。

Q.「いい歳して結婚しておらず、親のすねをかじる女をどう思いますか?」

先ほど同様、「さっさと結婚した方がいいですよ」「いつまでもあると思うな親と金」などと辛辣な回答が来たらどうしよう、とハラハラしながら待つ。来た回答がこちら。

A.「人生において結婚やパートナーを持つことがすべてではなく、個々人が幸せになるためには様々な方法があります。結婚しない、あるいは遅れて結婚することは、個人の自由であり、他人がそれを評価することは適切ではありません。また、親の世話をして暮らすことも、家族関係や生活状況に応じて選ぶ自由があります。個人の生き方や生活スタイルに対して、偏見を持たずに、相手の選択に寛容であることが大切だと思います。」

なんと。

AIなのにここまで人の心に寄り添った回答が返ってくるとは思わなかった。

人の気持ちが分からない、むしろ傷つけてしまうという人間がいる一方で、人間がAIにやさしく心を救われるなんてことも今後増えていくのかもしれない。

恐ろしくも素晴らしい世の中になったのではないか。

ちなみに我が故郷が誇る、出羽海部屋所属の御嶽海関についても聞いてみた。

A.「御嶽海(みたけうみ)は、日本の大相撲力士で、本名は智之芳(ともゆき よし)。埼玉県出身で、出身部屋は伊勢ヶ濱部屋。身長186cm、体重160kgほどの巨漢で、現役時代は幕内格付出し前頭で活躍しました。最高位は、2021年7月場所の東関脇。得意技は突き押しや、右四つからの寄り切りなど。2021年9月場所で現役を引退し、後進の指導に携わっています。」

何もかも、違う。

人の心に寄り添うことは出来るのに、御嶽海関のデータに関してはちんぷんかんぷんなんて、なんと人間味溢れるAIなのだろうか。

知ったかぶりの近所のおばさん感が溢れ出ている。

「あんた、小さいことでクヨクヨ悩むんじゃないわよ!今どき結婚してない人なんてたくさんいるんだから!え?御嶽海?さぁ、埼玉出身の伊勢ヶ濱部屋のお相撲さんじゃない?知らんけど」

とAIに言われているような気になった。

チャットGPT、嫌いになれない存在である。