最近、ろくにいいことがない。
腰椎椎間板ヘルニアで入院はするし、年老いた両親のやっている飲食店は経営難で傾きかけているし、将来への不安しかない。
どうすりゃいいのかまったくわからない。
健康の不安も、金銭的な不安も、アラフォーの心身に重くのしかかる。
ただ、その日を生きるだけ
朝起きて、仕事をし、食事をし、寝る。
最近は、毎日毎日この繰り返しだ。
まだ、「仕事をする」が追加できるようになっただけマシかもしれない。
入院中や退院直後は、身体が痛いし体力もないし、とてもじゃないが働けなかった。
「働ける」って、本当に有難いことだ。
しかし、外に散歩に出かけたり、美味しいものを食べに出かけたりというのは、ここ最近めっきりしていない。
というか、今まで当たり前かのように感じていた「散歩」「お出かけ」「外食」という行動は、健康な身体があり、さらに多少お金に余裕があるからこそできていたのだ。
言わば、贅沢だったのだ。
昔から人間は、本来「起きる」「食い扶持を得る」「食べる」「寝る」だけで精一杯だったはず。
生きるってそういうことなんだと思う。
飲食店をやっていてよかったこと
何故か親の始めた飲食店を手伝う羽目になっているが、有難いことに日々食べるものには困らない。
これが唯一(でもないが)、飲食店をやっていてよかったことである。
米と、醤油や味噌などの調味料、そして卵や肉なんかがあれば結構なんとかなる。
店の残り物で生きていかれるというのは、実家が飲食店で良かったと思わざるを得ない。
とりあえず家もまだある
詳しい事情は割愛するが、ことの成り行き次第ではもしかしたら今住んでる家を出て、引っ越さなくてはならないかもしれない。
住み慣れた家を出て引っ越すというのは、高齢の両親にも負担になるが、私にとってもつらい。
だがしかし、高齢の両親はともかく私はまだアラフォー。
同世代の女友達は既婚率が多く、彼女らは結婚する時にたいがい住み慣れた実家を出て、新居への引越しを経験している。
子供部屋おばさん状態の私の方が少数派なのだ。
さらに、今は実家暮らしをさせてもらっているが、10代後半~20代前半には一人暮らしの経験もある。
引越しの経験と一人暮らしの経験も一応あるのだから、もし出ていかなくてはならなくなったとしても、案外なんとかなるのではないか。
親については、まあ...何とかしてもらおう。
しかも現時点では、まだ出ていかなくてもいいような状況だ。
そうなったらなった時に考えよう。
暇なときに賃貸情報には目を通しつつ。
少しでも希望を持って生きよう
とりあえず、日々暮らしていくだけでやっとの毎日。
将来どうなるかも分からない。
しかし、幸いにも腰痛は少しずつ良くなっており、飲食店とて近日中に廃業せざるを得ないという状況でもない。
なんとか現状に少しでも希望があるのなら、少しでも前を向いて生きていきたい。